元仲居が教える 普段着物に取り入れる極意5


シリーズ5です

1~4はこちらです


今回は着物でなくて、着方についてお話ししますね。


色無地を着て、仲居さんっぽく見られてしまうのはなぜか。

着方という角度から見ていきたいと思います。


基本的に仲居だからと言って特別着方が変わるわけではありません。

仕事で着物を着るのと、普段で着物を着るときに分けていた着方。


1、半衿を多めに出す
2、裾は長めに


体型が違えば着やすい着方も変わると思うのですが、仲居さんの色無地はあくまで仕事着なので、

しゃなりしゃなりしてられません。



わざわざ長めに着て、動きにくくしたいとは思わないですし、今日は半衿を多くだそうかなぁなんて思わないです。

いつも通りの着付けをいつも通りするって感じです。



あと色無地を着て「女将さんっぽい」と言われるという事も聞いたのですが、

これに関しては褒め言葉なのかなぁと。

きっと

「かっこよすぎる」

「粋過ぎる」

という意味だと思います。


皆さん女将さんのイメージってどんな風でしょう?


私の女将のイメージは

夜会巻き

 夜会巻きじゃなくても髪型がすっきりしている

着方が粋

 補正はしっかり目、帯は低めの位置で粋な雰囲気



という事は

夜会巻きで、補正をしっかり入れて
帯を低めの位置で結べば女将さんになれます


※背筋も伸ばしてね



つぎはアクセサリーなどの小物について書きますね